みずがきサロン

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2012年12月22日

荒川流域ネットワークとは - 5つのミッション

荒川流域ネットワークは、『荒川を生きもの、いのちの道、一本の川へ』、つまり、海から源流まで自由に自力で生き物が往来できる川と自然環境の復元を目指し、5つのミッションを掲げています。

 1. 「清流を蘇らせよう!」
荒川に清流を蘇らせるため、身近な水辺の水質を採水し測定する「荒川流域一斉水質調査」を毎年環境の日(6月第1日曜日)に行っています。そして、皆さんの調査結果を「荒川流域環境調査マップ」として作成し、CODデータについては、電子国土などの電子地図をベースに「GIS(地理情報システム)マップ化」しています。

 2. 「あなたの家も水源地運動」
あなたや私たち自身の「家庭排水や事業系廃水をきれいな水質で出そう」そうすれば、下流域にとっての水源となります。また、私たちの家の「屋根や敷地、地域で雨水貯留や雨水の地下浸透を積極的に進める」ことで地下水の涵養と河川への洪水流入水量の調節ができます。

 3. 「絶滅危惧種ミズガキ復活キャンペーン」
あなたは、“ミズガキ“ですか?水辺で元気に遊び、水辺をきれいにし、水との付き合い方のわかる“ミズガキ”(aqua kids 命名者は君塚芳輝さん江戸川大学非常勤講師)の伝承と育成、そのためのミズガキの生息環境、生物多様性を保障する環境保全活動を展開します。「絶滅危惧種ミズガキ復活キャンペーン」を毎年、海の日7月第3月曜日午前10時から河川を清掃しながら行っています。

 4. 「木遣い文化運動の展開」
豊かな水量ときれいな水質の清流は、源流から海までの流域全体の水源林である森林保全によっても確保できます。しかし、現状の源流・上流域の森林は、戦後の拡大造林による人工植林された木が伐期を迎えていますが、国産の流域にある木を遣うマーケットの拡大が必要です。今改めて、木遣い文化を復活させる必要があります。気候変動枠組み条約で森林による炭素固定の分担分は、いまある植林地の木を伐って、林床に光を当て、新たに二酸化炭素吸収力の高い落葉広葉樹を植林することでカウントされます。 そのためにも、多様な木遣いによる森林の健全化を推進しましょう。

 5. 「エコプライドの醸成と流域経営による国土保全」
荒川流域人口は、平成17年度で930万人といわれています。ほとんどの都市域に住む大規模人口がグリーンコンシューマーとして、流域の資源を少し高くても購入し買い支える行動をとることで、マーケットが形成され、環境(エコロジカル)にも流域全体の経済循環(エコノミー)にも誇りをもって支えるエコプライドを醸成していきましょう。流域の資源は、水、土砂、木材、林産材、木質バイオマス、流域の農産資源など 多様です。流域の水産資源や生き物の生息環境を考えると海から源流までを一つの川につなぎ、川と農業用水や水田との間を自由に魚などが行き来出来る環境を再生する必要があります。「自然再生事業」の推進や「荒川流域みずかけ“サ”論」における多様な主体(利害関係者)との情報意見交流を通して、実現できることを明らかにしていきましょう。
  


posted by 荒川流域ネット at 14:14| 荒川流域ネットワークとは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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